⑪最後に-このページを作ったわけ

最後に、なぜこのページを作ったか、そのわけを。

2008年10月下旬に、遅い夏休みとして初めて五島列島を訪れました。

6日間五島列島に滞在するフリーの旅でしたが、事前に宿泊先を探すにあたり、とにかく宿泊に関する情報が不足して、どこに泊まっていいか判断にとても苦労しました。
特に上五島町の宿泊情報はほとんどないに等しく、前川荘においても、わずかな写真(それもどちらかと言えば印象を良くしているとはいえない写真)と、わずかにある口コミ情報が好意的なものであったことから、なかば賭けといった感じで「えいやっ!」といった感じで決めざるを得ませんでした。

最初の3泊は福江島に滞在し、そのうち2泊は五島列島随一の高級ホテル(天皇皇后両陛下も泊まられたという)に投宿しました。さすがに快適でしたが、同時にそれ以外のホテルの侘しさも際立ちました。
(最初の1泊は同系列ホテルでしたが、侘しかった。その他のホテルも外観を見ただけですが、「ネットで見た写真はいったいいつ撮ったの?」と思うようなありさまで。。。)

福江島を後にし上五島に向かう船の中で、「いいホテルに泊まれたんだから、上五島の宿がいくらわびしくてもそれはそれで楽しもう!」と自分に言い聞かせて、正直なところ全く期待せずにその後の3泊を過ごす前川荘に到着しました。

受付を済ませ二階に通された瞬間に、「えっ?」と驚く空間がそこにありました。

うれしい驚きとともに、それまでの決める時の苦労や覚悟はいったいなんだったんだろう!という気持ちがこみ上げ、同時にこんな田舎で人知れずこんなにがんばっている宿があるんだったら、なんとかしてそのことを大勢に知ってほしい!と思ったのがこのページを作った動機でした。

案の定前川荘さんは、パソコンには縁が遠く、ホームページと言っても「どうしたらいいか検討もつかない」、とのことでした。(なにせ楽天とのやりとりもFAXだそうです。笑)
だったら勝手に作りますので、いいですね?と許可をいただいて作ったのがこのページです。

福江島の高級ホテル+外食 の半分の費用で、全く引けをとらない快適さと抜群においしい料理を堪能することができました。もちろんこじんまりとした宿独特の満足感は比べようもありません。

こんな離島の小さな集落で、お客様に気持ちいい思いをしていただくために、大きな投資をして、きめ細やかにきれいに維持して、ネットでアピールするわけでもなく不器用に、でも一生懸命がんばっている小さな旅館があります。

前川荘さんに、ぜひ訪れてみてください。きっと素敵な旅になることと思います。

 

 

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